十一月もそろそろ終盤、無事に指定校推薦の試験も終わり、そわそわしながら結果まち。
結果は試験から二週間の、つまり明後日でるの。
今からドキドキしてきちゃうよ。
受かってたらいいなぁ…
ううん!弱気になってちゃだめ!
ちゃんと保育士になりたいって気持ちを面接官の人に伝えられたもん!
きっと大丈夫!
「藤咲さん、仕事終わった?」
本棚の影から都築君が顔を出した。
「うん、鍵閉めようか。」
いつものように鍵を二人で職員室に返し、校門を出た。
「寒くなってきたねー…」
マフラーをぎゅっと首に巻き付ける。
「俺、寒いの嫌い…早く夏になってほしい…」
あれ?
でも夏には暑いの嫌いっていってなかったっけ?
「じゃあね、気を付けてね。暗いから。」
さすがは十一月。
外はすでに藍色に包まれてる。
日が落ちるのも早くなって、ますます冬の訪れを感じる。
「うん、平気だよ!じゃあまた明日ね!」
都築君、ときどきあたしのこと子供扱いするんだから。
結果は試験から二週間の、つまり明後日でるの。
今からドキドキしてきちゃうよ。
受かってたらいいなぁ…
ううん!弱気になってちゃだめ!
ちゃんと保育士になりたいって気持ちを面接官の人に伝えられたもん!
きっと大丈夫!
「藤咲さん、仕事終わった?」
本棚の影から都築君が顔を出した。
「うん、鍵閉めようか。」
いつものように鍵を二人で職員室に返し、校門を出た。
「寒くなってきたねー…」
マフラーをぎゅっと首に巻き付ける。
「俺、寒いの嫌い…早く夏になってほしい…」
あれ?
でも夏には暑いの嫌いっていってなかったっけ?
「じゃあね、気を付けてね。暗いから。」
さすがは十一月。
外はすでに藍色に包まれてる。
日が落ちるのも早くなって、ますます冬の訪れを感じる。
「うん、平気だよ!じゃあまた明日ね!」
都築君、ときどきあたしのこと子供扱いするんだから。