「ついに来たか!あーあ…憂鬱。」
あゆちゃんがべったり机に突っ伏した。
「ほんと、憂鬱。」
早紀ちゃんが手に持ってるのは、さっきホームルームで配られた進路希望調査書。
ついに進路を決める時期がやって来た。
「でも早紀はやりたいことが決まってるじゃん!」
早紀ちゃんが希望しているのは服飾系の大学。
おしゃれな早紀ちゃんはファッション系の道に進みたいらしい。
「まーね。あゆは桐生のとこにでも永久就職しちゃいなよ。」
「ちょっと!早紀!」
あゆちゃんの顔が真っ赤になったところで、後ろからのんきにやって来た桐生くん。
「なになにー?俺の名前よんだー?」
「呼んでないし!」
あゆちゃん、可愛いなぁ。
「あ、なんだよ、そんなものもってさー!」
桐生くんは汚いものでもみるかのような目で進路希望調査書を指差す。
「桐生は?進路どうすんの?」
あゆちゃんがべったり机に突っ伏した。
「ほんと、憂鬱。」
早紀ちゃんが手に持ってるのは、さっきホームルームで配られた進路希望調査書。
ついに進路を決める時期がやって来た。
「でも早紀はやりたいことが決まってるじゃん!」
早紀ちゃんが希望しているのは服飾系の大学。
おしゃれな早紀ちゃんはファッション系の道に進みたいらしい。
「まーね。あゆは桐生のとこにでも永久就職しちゃいなよ。」
「ちょっと!早紀!」
あゆちゃんの顔が真っ赤になったところで、後ろからのんきにやって来た桐生くん。
「なになにー?俺の名前よんだー?」
「呼んでないし!」
あゆちゃん、可愛いなぁ。
「あ、なんだよ、そんなものもってさー!」
桐生くんは汚いものでもみるかのような目で進路希望調査書を指差す。
「桐生は?進路どうすんの?」