絶対やせて貰います。


そして不意に飛び出したのは……

マリアさんから旭君を好きかと聞かれた時に口にした言葉だった。

「私は……旭君には釣り合いません」

決して意識をして言葉にした訳じゃない。

返って無意識だからこそ、ショックも大きくて心に受けるダメージも半端ない。

またしても自分の言葉で自ら心に傷を負わせてしまったと気が付いた。

外傷は無くても、目に見えない心は深く傷つきドクドクと血を流している。

ズキーンと痛む胸を手で押えながら、まるで自傷行為みたいだなって思った。

「そうだね……」

堺さんが更に私に追い打ちを掛ける。

予想外の言葉に上手く息をすることが出来なくて、口をパクパクさせながら小さい嘆息も漏れた。

『はぁー次は何を言われるの?』

今日はこれ以上傷つきたくなくて、『もう何も言わないでー』耳を塞いだまま叫んでしまいそうで目を瞑ったまま下を向いた。