絶対やせて貰います。


三人の意志が決まったのであれば早速ダイエット作戦を開始しょう、先ず手始めに私がしたことはそうアレです。

「えっーと先ず一人づつ写真を撮りますね」

「「「・・・・・」」」

はあー何で?

そんな表情でポカーンする三人は三年半前の私と同じ心境に違いない。

そんな三人に構う事無くあっという間にスマホで三人の写真を撮影を済ませた私は、手帳に挟んであったカンナちゃん特製の御札を取り出し三人に見せる事にした。

「これは私の一番太っていた時の写真です。

親友が写真を加工して間食を封印する御札を作ってくれました。

これと同じモノをこれから作ります。

冷蔵庫やおやつを収納する棚にも張って下さい」

いつ見ても変わらずに情けない表情をしたままの私の顔。

そして『ダメ!ゼッタイ!』の文字が浮かぶ写真を目にする度に太っていたあの頃の私へと体では無く心が戻って行くから、その当時のいろいろな出来事を思い出してブルーな気持ちになる事もある。

決して進んで見せたい写真ではないけど、同じ悩みを共有する人の役に立つならと持ち歩いているの。

「うわぁーこいちゃんホント痩せたよね」

「私もこいちゃんみたいに痩せられるかな?」

「この頃のこいちゃんも可愛いわよ」

三人三様の感想を話してくれたけど、写真を見て貰った意味をまだ理解して貰えてないみたい。

「あの……さっき撮らせて貰った写真が皆さんにとって、

この写真と同じモノだと思って下さい。

素人の私が何処までお役に立てるか未知数ですけど全力でサポートさせて頂きます。

よろしくお願いします」

「「「こちらこそ、よろしくお願いします」」」

四人で頭を下げ合った事を合図に鯉子の押しかけ指南役”ダイエット作戦”が開始された。