鬼ごっこ

水野先輩のところにも届いてるらしい。

「…結構な確率で見つかりにくいな。」

「…そうゆうのわかんない。」

「…あっそ。」

やっぱり素っ気ない。

…2時か…

いつもなら、窓の外を見ながら授業しているところ。

でも今日は違う。

道路の端っこで、イケメンといる。

いや、いさせてもらっている。

「この『鬼ごっこ』に参加してない人って俺らのことどう見てるんだろ。」

…そっか。

もしかした、助けてくれるかも…!!

「警察署行こう…?」

「そうだな。」

私達は辺りを見回しながら、交番に行こうとした。