校門をくぐれば一斉に視線が向けられた。 あぁ、みんなもう知ってるんだ。 何も言われてないけど私は確信した。 あちらこちらでひそひそ話が聞こえる。 -あいつって、もう一人の姫をいじめてたんだろ -マジで?最低じゃん -みなさんの前だけいい子ヅラしてたんだー -みなさんの期待裏切るなんて! だからいじめてないし、むしろ裏切られたのはこっちだよ。 私はそんなことを思いながらも、生徒を無視して教室へ向かった。