-ヒソヒソ
あぁまたか。
通る度にひそひそ話や文句が聞こえてきて、やっぱり嫌われているんだと自覚する。
でも以前より気にならなかった。きっと李央が必要としてくれるからだろう。
今日もただ学校に来たわけじゃない。
〝伝言〟を伝えに来たんだ。
玄龍の現お姫様、凜音にね。
復讐なんて考えは凜音にはもう持ってなんかない。
だって李央にまた会う事ができたのは凜音のおかげなんだから♪
李央が凜音に頼んで会わせようとしてくれたんだって。
でも玄龍の存在があったから、追い出してずっと李央といれるようにしたって。

