ふぅ~… やーっと、準備が出来た

「お父様、お母様。いってきまーす!」

「お、やっと来たか。」

黒のセダンの前で待ってた男がいた。
この男、朝霧琉生。私の双子(?)の兄なの。認めたくないけど、これでも一応世界ナンバーワンの氷龍2代目総長なんだって。ちなみに、初代はお父様w

そうこうしているうちに、学校についた。

「・・・以外に大きいのね」

「だろ?後で、案内してやる。取り合えず、理事長室にイコウゼ」

私は、琉生の後についていった。
・・・これは、何でしょう
ここだけ、大理石
ん?扉?ああ、理事長室ね

コンコン『はい』

「失礼します。勵兎さん、楓です。」

ちっ!元氷龍の初代総長の吉成勵兎。
ふーん。お父様もお母様も勵兎に言われて私をここへ入れたのね