でも、立てない。
「そこにいるの〜?」
もう、近くまで来ている。私は必死に立とうとした。
すると、やっとのことで立てた。
少しよろめきながら、私は更衣室の中のトイレに入って、鍵を二つ閉めた。トイレのドアの鍵と、個室の鍵を。
すると、私が隠れたタイミングで、放送が流れた。
「一旦休憩時間にします。10分後に再開します。」
昨日よりギリギリではないが、助かった。
「休憩時間って何?」
紫音が聞いてきた。
「私も何かはわからないけど、休憩時間の間は、『鬼』に見つかっても良いの。」
「じゃあ、今のうちにたくさん調べておこう?」
私はプールを後にして、階段を下りていった。
プールの隣は、2年生の教室がある。
私は教室はあまり隠れる所がなかったので、まだ2年生の教室には行ったことがない。
鍵が開いているかは分からない。でも、今まで入って行った所が全て鍵が開いていたので、たぶん、大丈夫だろう。
とりあえず入ってみた。真っ正面に5組の教室があったので、5組から先に入った。
ドアは普通に開いた。だけど、教室は何もおかしい所はなかった。
私はすぐに教室を出て、隣の4組に入った。だけど、4組にも何もなく、またすぐに出て、3組に入った。
そうやって順々に入って行ったけど、どの教室にも何もなかった。
だけど、1組を調べ終わって、1組の向かいにも教室があることに気づいた。
その教室は、少人数教室と書かれていた。私はドアを開けようとした。が、開かなかった。
かくれんぼをしている時でも開かない教室があるらしい。
でも、よく見ると、1組の教室の端っこの所に、小さな鍵が落ちていた。
私はその鍵をとった。鍵には「少人数教室」と書かれてあった。
都合が良すぎないかと思いながらも、私は少人数教室の鍵を開けた。
すると、そこには恐ろしい光景が広がっていた。
そこは人骨の山だった。それも、頭蓋骨だけの。
私はなぜか、怖いとは思わなかった。さっき、とてもひどい死体を見たからかな…?
「何これ…?怖っ!」
電話から紫音の声が聞こえた。
そういえば、今までずっと皆静かにしていたけど、何かあったのかな?
「あぁ、先生の足音が聞こえてさ、ちょっと静かにしようって言ったから。」
私の質問に、祐希くんが答えた。
「そこにいるの〜?」
もう、近くまで来ている。私は必死に立とうとした。
すると、やっとのことで立てた。
少しよろめきながら、私は更衣室の中のトイレに入って、鍵を二つ閉めた。トイレのドアの鍵と、個室の鍵を。
すると、私が隠れたタイミングで、放送が流れた。
「一旦休憩時間にします。10分後に再開します。」
昨日よりギリギリではないが、助かった。
「休憩時間って何?」
紫音が聞いてきた。
「私も何かはわからないけど、休憩時間の間は、『鬼』に見つかっても良いの。」
「じゃあ、今のうちにたくさん調べておこう?」
私はプールを後にして、階段を下りていった。
プールの隣は、2年生の教室がある。
私は教室はあまり隠れる所がなかったので、まだ2年生の教室には行ったことがない。
鍵が開いているかは分からない。でも、今まで入って行った所が全て鍵が開いていたので、たぶん、大丈夫だろう。
とりあえず入ってみた。真っ正面に5組の教室があったので、5組から先に入った。
ドアは普通に開いた。だけど、教室は何もおかしい所はなかった。
私はすぐに教室を出て、隣の4組に入った。だけど、4組にも何もなく、またすぐに出て、3組に入った。
そうやって順々に入って行ったけど、どの教室にも何もなかった。
だけど、1組を調べ終わって、1組の向かいにも教室があることに気づいた。
その教室は、少人数教室と書かれていた。私はドアを開けようとした。が、開かなかった。
かくれんぼをしている時でも開かない教室があるらしい。
でも、よく見ると、1組の教室の端っこの所に、小さな鍵が落ちていた。
私はその鍵をとった。鍵には「少人数教室」と書かれてあった。
都合が良すぎないかと思いながらも、私は少人数教室の鍵を開けた。
すると、そこには恐ろしい光景が広がっていた。
そこは人骨の山だった。それも、頭蓋骨だけの。
私はなぜか、怖いとは思わなかった。さっき、とてもひどい死体を見たからかな…?
「何これ…?怖っ!」
電話から紫音の声が聞こえた。
そういえば、今までずっと皆静かにしていたけど、何かあったのかな?
「あぁ、先生の足音が聞こえてさ、ちょっと静かにしようって言ったから。」
私の質問に、祐希くんが答えた。

