〜二大勢力 弍〜 完

私が皆川に近づこうとしたら、皆川組の組員3人に行く手を阻まれた

『ちっ・・どく気はないようだな・・』

「ここから先はいかせねぇよ」

『ふん、私に勝てると思ってるの?』

「この女・・」

二人が殴りかかってきた

『遅い・・』

それを避け、一発ずつ腹に拳をあてた

だが、さすがは組員

暴走族程度ならうずくまるところ腹に手を押さえ程度

「この・・」

「待て」

さっきから腕を組みこちらを見ていた残りの組員1人が呼び止めた

「俺がやる。お前らは他のフォローにいけ」

「ですか」

「俺の言うことが聞けないのか?」

「お・・お願いします」

2人は足早にその場をあとにした