まさかっ……貧血!? グラッときて倒れそうな時、 「っぶね」 …人の温かさを感じました。 「ナチ……」 涙で視界が滲むそこには、誰が居たんだろう? 「…ちょっ」 「もう好きじゃないよ」 そう、ナチは好きになっちゃいけない。 少し微笑む先には、驚いた誰かがいた。