別れの時が来るまで




女子たちが個室から出てくると教室に戻った。


皐那が駆け寄って


「なにもされてない?」



「大丈夫だよ。」


何かされると思ったのかな?



そんな雰囲気あった?




「………」


魁斗が無言でこっちを見てくる。





「りょっ」




私はパソコン室の鍵をみーちゃんに借りてパソコンの前に座った。




ロックを解除し舞学の裏掲示板に飛ぶ。





幾人もの人が書き込む中に昨日1日で書かれたものは