別れの時が来るまで




次の日安定の時計を壊し目を覚ます。




私は制服に着替え走ってリビングに向かった。





「白兄!おはよー!」


「雪…おは…」「My honey 〜!」


今日も抱きついてきたお母さん。



「ぐるじぃ。」




SOSを白兄に求め解放されると軽く朝食を取り登校した。




「教室に入るの憂鬱だなぁ。」


「今日も迎え行くから教室から出ちゃダメだぞ。」



「はぁい。」


靴箱で別れて教室に入ると


「白雪姫おはよ!」「冬ちゃんGood moning」「ゆっきー!はよー!」「雪ちゃんおはようございます。」




わぁ。下っ端たちに負けず凄い迫力?





「Good moning every one.」



「発音よ過ぎ!」


ガヤガヤなる教室に足を踏み入れ席に着くと媚を売りに来る。




それを寝たふりして過ごそうとするんだけど起こされる。





イライラするからやめてほしいんだけどな〜。



「ねぇ、寝かせてくれない?眠いの。」



蜘蛛の子が散るように皆離れて行くとようやく寝れる。



うつ伏せに寝込むと今度は古来龍が話しかけてきた。、




「雪」



「なぁに?未來くん。」


「昨日は帰り大丈夫だったか?」



「大丈夫じゃなかったら今日来てないよ。」






「マドンナちゃーん!」



「如くん耳元で叫ばないで…鼓膜破けちゃう。」



あぁ嫌いだ。寝れない朝なんて大っ嫌い。