別れの時が来るまで






クラスの奴だ。



顔を見られないように俯きがちでケータイを弄るようにする。




けど話しかけられるのが必然だったようで





「雪か?」


「あ、マドンナちゃん」


「白雪姫だ。」





う…サイアクサイアク最悪ぅ!







「えーっと…未來くんと…如くんと…茅瑠くん…?」




「おぉ〜!覚えてくれたんだ!」




如は元気だし、覚えてないわけないよね。







「白雪姫送ってあげようか?」





「んーん、私は自分の単車あるしいーや…眠いから帰るね!」





バイバーイと言い終える前に私はその場から去った。









エンジン勿体無いかな?って思ったけど掛けたままで良かった!




家に着くとオイル臭い匂いを落としてベットにダイブした。









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