キライになりたい曲




「いやさ、前の延長にしたくなかったっていうかさ」

「でたよ、秋季の無駄なこだわり」

「今付き合っても、デート重ねてから付き合っても
結局付き合うんだから、どっちにしても延長ですけどね」


「う、」


夏海もバッサリ言う方だけど、
咲桜ちゃんはより痛いところをついてくる。

そのまん丸の目が、鋭く感じる。


私の手元にあるアーモンドミルクティが、
甘いはずなのに甘くない。



「そうなんだけど、、気持ちの問題というか」

リセットしたかった。



だから、

もう一度、イチから始めてみない?って
凛冬に提案したんだ。



「ま、分からなくもないけどね」

ちょっとちょうだいと、
私のアーモンドミルクティを飲む夏海。


「ふーん。私はすぐ付き合いたいけどなぁ」


「私も咲桜ちゃん派だけど。
秋季がそうしたいんならいいんじゃない?
なんか、秋季っぽいし」