屋上に入りそれぞれがケータイを弄ったり、話をする中、俺は眠る体勢に入った。 しかし、普段ならすぐ眠れる筈が今日は何故か眠れなかった。 はァ、ため息をつき、フェンスにもたれかかる。 しばらく空を眺め、ふと、ここから丁度見える中庭に視線を移した。