「それは俺にもわからない。アイツ、何も言わないから。 ただ学校休んだ次の日には必ず傷を作ってた。それを見た担任が問いただしてたけど、相手にしてなかったな」 「先生無視!? そんなことして大丈夫だったの?」 「証拠がなかったから、処分の施しようもなかったんだ。ケンカしたのかそうでないのか、あやふやなまま今に至るわけ」 「……そうなんだ」 思わぬところで発覚した、城ヶ崎の日常生活。 口は悪いし、しょっちゅう睨んでくるし、ウワサの発生理由は充分に納得できる。 だけど。