――――― 11月1日。 大学病院へ向かった。 想像以上に大きくて不安が募った。 あたしとお母さんが行ったのは小児科。 子供だけの病院だった。 周りにはホントに小さい子ばかり。 まだほよほよの赤ちゃんまでいた。 待ち時間が長く感じた。 「朱梨ちゃん,柳瀬朱梨ちゃん。診察室28にお入り下さい」 大きくて太い声。 中に入った。