どれが本当の恋?

10分、由真たちは、待った。

ピンポーン

インターホンの音がする。

「河内が来た…」

「お母さんが出るよ」

「うん」

お母さんは、座っていた椅子から立ち上がり、玄関の方まで歩いた。

お母さんは、靴を履き、玄関を開けた。

「こんにちは 河内です」

「はい、由真の母です」

「で、こちらは、俺の父です」

「え!」

お母さんの顔がこわばる

「どうしましたか?」

「あ、なんでも」

お母さんは、河内のお父さんの方を見る。