「ねえ冬織くん」





「ん?」





「頼みたいことがあるの」











前々から考えていたけど
何か今決意が決まった




でもこれは冬織くん意外に頼めない











「なんだよ?」





「今度言うけど…その時は頼んでもいい?」











決意は決めたけど
まだ完成してないからね




それまでに完成させなくちゃ











「わかった
あいつらには内緒なんだろ?」





「うん、内緒」











さすが冬織くん

話が早い





それからしばらく話していると
急に冬織くんは立ち上がった











「俺ちょっと飲み物買ってくる」





「わかった」











そう言ってスタスタと歩いていってしまった






暇だなー











「姉ちゃん暇そうだなー」











うん、暇だよ











「俺たちと遊ぼうぜー」











ん??四葉じゃない…?!





ハッと顔を上げると
そこにはチャラチャラした男が3人立っていた






姉ちゃんとか言うから四葉と思ったじゃん