あれから数日エマさんには声をかけていない。
ちなみに人の悪口を言う人たちとは縁を切った。
ただ、日だけが過ぎていく。
「ユカさん八方美人辞めたんですか?」
ぼーっとしてたら隣の席に会長が座っていた。
さん付けとか普段しないくせにウザイ。
「別に。どうでもいいでしょ?」
この発言を聞いた会長は驚いた。
そして椅子から落ちた。
どんだけ衝撃を受けたんだよ!
「俺はそれでもいいと思うよ。―ユカ」
私にだけ聞こえる声音でいった。
励ましに来てくれたのかな?
さすが、我らが生徒会長様。
頭も上がりませんよ。