ピピピッピピピッピ(バン 「もう朝か...」 私はベッドの横に置いてある目覚まし時計に手を伸ばして止めた ベッドから降りてパステルピンクのカーテンをあけると強い日差しが部屋に入り込む 私はそのまぶしさに目を逸らした 「今日は天気がいいな......」 太陽の光にもだいぶなれた私は窓から外を見渡してボーっとしていた 家の前の雪はすっかりとけ、どんどんあったかくなり春に近づいている