「ひぃっ…」 倒れているのは人だけではなかった。 転がる車椅子と、薬。 と、私と同じ…いや年下かな? それくらいの男の子。 さっと血の気が下がる感覚がした。 「あああごめんなさい!!」 「大丈夫?」 看護師さんがきてくれた。 今日は本当についてない。