まぁでも、何とかなるか!
まだだもんね。


「じゃあな。」

「うん。」


拓海、何を言おうとしてたんだろう?

もしかして、彼女出来たとか?
その時は自慢気にすぐ言ってくるもんね。

もしそうなったら、流すけど。

嫌だもん。

拓海に彼女作ってほしくない。

拓海、いつも色んな子から告白されてるから、いつ付き合うか分からないもん。


拓海、もしかしたら私が彼氏出来ないから彼女作らないのかな。

私が1人になるから。


そうだとしたら、私…ダメだよね。


すると、突然奈央ちゃんから電話がかかってきた。


「もしもし?」

「もしもし、雪美ちゃん?」

「うん。どうしたの?」

珍しい。
連絡くるなんて。