“ピーンポーン” 私は直人の家の前に着くと緊張しながらもインターホンを押した。 しばらくするとガチャっとドアが開き直人が出てきた。 「どうぞ。」 ……三ヶ月ぶりの直人。 顔見ると改めて思う。 やっぱり好きだなぁ…… でも今日が最後だから。 もう直人とはお別れ。 そう思うと私は泣きそうになった。 ダメだよ…泣いちゃ…。 直人を困らせちゃダメ。