no life no color

腕をつかまれた方を振り返ったら
この世の中にこんな人間がいるんだと
自分の脳内をかき乱す魅惑で綺麗な男が後ろに居た。



「あ、あの54階」

「違うそうじゃない、このホテルはお前みたいな一般人が来るホテルじゃない」




ここでバレたら悪い方向に流れる



「ユノ~誰かにばれたらわかってるよね?」

嫌な笑顔でそういわれた。
だからバレるわけにはいかない






「母がこのホテルに泊まってます」




その言葉であっさりと離された

それと同時に私は自分の意思とは反対なことをしなければ
ならない。


これが妄想してた高校生活?
全然違うよ正反対



使われて生きるしかない寄生虫