狼×4+私=架空世界

心に重たい何かがのしかかる。

冷たくてすぐに心に溶けだしてしまいそうな。

触りたくても触れない。

その存在に心臓がぎゅっと掴まれる。

ハヤテの顔が浮かぶ。

こういう時にハヤテが近くにいてくれれば。

そう思うのは私がハヤテのことを好きだからだと思うけど。


ハヤテは人を癒してくれる。

痛い所を治してくれる。


本人は全然そんなこと考えてなくても、彼の言葉は人を動かす。

嘘をつく人じゃないから。

あの素直さが、無邪気さが、人を立ち直らせる。


疲れた。

人を振り回すのは嫌い。

振り回されるのはもっと嫌い。

人のせいで一喜一憂するなんて、らしくない。

心なんて許す必要ない。

所詮ルームシェアしてる人同士なんだから。

抱き心地がいいくまを力いっぱい抱きしめる。

ぬいぐるみは私を否定したりしないし、傷つけたりしないし、嫌がったりしない。

何も言わずに話を聞いてくれる存在。


昔から一人ぼっちだった私には必要な存在だった。

どうしても手放せない。

人なんて信用ならないと今でも思う。

でも、ぬいぐるみは何も言わないから誰も傷つかない。

それしか方法がない。


人間はいつも、誰かをいじめていないと自分の存在を認知できない。

そういう弱い生き物。