艶麗な夜華

「似合ってるよ、そのドレス。


本当、綺麗」



久しぶりに見る愛華の笑顔。



「やめてよ恥ずかしい!」



自然とあたしも笑顔になっていた。




「どう?仕事慣れた?」



「ぜ~んぜん!なに話していいかわからなくて……


それよりお店は?」



「スタッフに任せてきた」



「大丈夫なの?」



「うん。俺がいなくて帰っちゃうお客さんが、


続出するかもしれないけどねっ」



「そうだよ!愛華に来てるお客さんがほとんどなんだから!」



「アハハッ嬉しい事言ってくれるね。


でも今日は、この前のお詫び。


沙希を悲しい気持ちにさせちゃったから……」



この前の事は口にして欲しくなくて、


不自然に話題を変える。



「それにしても、


なんか愛華がお客さんって変な感じっ!」