艶麗な夜華

「ヤス、あとは頼んだぞ!」



「はい!わかりました!」




ヤスにあたしを任せて、


まだどこかに行ってしまうの……?



そんな事を思った瞬間掴まれた腕。



「ん?」



「行くぞ沙希!」



「えっ?」



恭也に手をひかれ、


なにがなんだかわからないまま外に出る。



「悪いな、お前のテーブルに付けなくて」



駐車場へ向かって歩き出す恭也。



「それはいいけど……抜け出したりして大丈夫なの?」



「今日は最初からその予定だったよ。


これから海にでもいくか」



「だって、でもお酒飲んでるんじゃ…」



「飲んでねぇよ。


途中でお前を連れだすつもりだったんだから」



恭也……