艶麗な夜華

「恭也さん、飛鳥はどうしてタクミに……」



「さぁ~な。まぁでも、タクミの事だ。


あのテナントに入る店の事について調べない筈がない。


ははっ昔からアイツは調べものが得意だったからな。


それに、はなからブレイブの連中を怪しんではいただろ?


飛鳥が口を割るように、


なにかしらの手を使って聞きだしたのさ。



あとは今、あそこで店をするのが俺だと知って、


タクミがどう動くかだな。


飛鳥は何処まで話したかわからないが、


ブレイブのメンバーが働く事くらいは話しただろう。


ただ、俺も飛鳥と一緒に働いてきた訳じゃない。


アイツの事を100パーセント信用するには知らない事が多過ぎた。


だから、タクミの店から響達を引っ張る事は言ってない。


だが……タクミがそれを予想しない筈がない。


もう……20日。


手を打つには十分すぎる時間がある」