艶麗な夜華

恭也のお店の改装工事が始まって2日が経ち、


出勤してくるなりヤスが恭也に話す。



「恭也さん、今日ロウとヒロキに会って話を聞きました」



「そうか」



ヤスはため息をつくと、


眉間にシワを寄せ話す。



「タクミのヤツ、かなり汚い手を使ってアイツら2人をウチから引き抜いていました」



「どういう事だ?」



「ロウとヒロキも悪いんですが……


アイツらに借金があるのは恭也さんも知ってますよね?」



「あぁ。昼夜働いて返してるんだろ?」



「そうなんですけど、それが……


アイツらまだバクチやめてなかったみたいで、


まったく返せてなかったらしいんですよ」



昼も夜も働いていて偉いなんて思っていたけど、


理由が理由だった。