艶麗な夜華

タクミさんは恭也を怪しんでいるのか、


それとも本当になにも知らないで話しているのか、


それは全くわからない。



「働きたい店がないんじゃないか。


あの男の下でやってきたヤツらだ。


下らない経営者ばかりのこの街で、


他に付いて行ける人間が見つからないんだろ?」



「それって恭也さん?俺もその中に含まれてます?」



「………」



「まぁいいですけど、


今、たぶんこの街で一番流行っているのはウチで間違いありませんが、


情けない話、少々ビビってるんですよ。


ブレイブの後にできる店は誰がやるのか、


どんなヤツらが集まるのか気になって仕方がない。


他で働いていない事を考えると、


ブレイブのメンバーがもう一度店をオープンさせるのかとも思ったんですが、


それならとっくに店はオープンしている筈です。


業者が入っているって事は、


改装する訳ですから、


ブレイブとはまったく関係ない人間がやる筈です」