艶麗な夜華

「まだお金に余裕がないと思うから今は仕方がないけど、


できるだけ自分で綺麗なアップヘアにして出勤してきてね」



「わかりました……」



すでに小さくなっているあたしは、


さっきまでの思いは何処へやら、


堂々とするなんてとてもじゃないけど無理だった。




ジュアンに居た頃とはまったくレベルの違うホステスさん達。


みんなナンバーワンに見える。


初めてヒカリさんを見た時もその美しさに圧倒されたけど、


こうしてみると、決してこの中でヒカリさんが1番に目立つ訳ではなく思えた。




ミサさんとお客さんのテーブルに付く事1時間。



一体あたしはいくつ彼女に注意をされただろう……