艶麗な夜華

「ねぇ沙希?俺が翼さんから話を聞き出したら、


俺とまたよりを…」



「戻さないから!」



「えぇ~」



まだ、そんな事を言っている翔に呆れつつ、


強めに口止めをした。



「いい!翔!絶対にこの事は誰にも内緒だからね!


恭也が翼達を引き抜いてお店をオープンさせる事が今、


タクミさんにバレたら、


その時は確実にアンタの首を絞めるからね!」



「ちょっと沙希ちゃん、


それ怖過ぎるから!


大丈夫俺、誰にも言わないよぉ」



翔との電話が終わるとあたしは、


この前スズカさんが投げてきた求人誌を開く。



昨日もおとといも、


女の子達に散々文句を言われた。



いつか女の子達と仲良くなれる日が来るといいなんて、


仕様もない事を思ったりもしていた。



でも、昨日の出来事によってその考えは捨てた。