艶麗な夜華

「だな。まったく、1回掃除するのにいくら掛かるんだか。


こんなもん自分達じゃあ掃除できないからな」



「たしかに……。


っていうか、壁とか床とかも変えるの?」



「あぁ」



なんの迷いもなく返事をする恭也。



「それってかなりお金が掛かるんじゃないの?」



「まぁ~な。


でも、この作りはまったく気にいらねぇ。


空間を無駄にした贅沢過ぎる作りだろ?


それに、この床も壁も目障りなくらい光っていて、

しかもやたらに高価なテーブルやソファーに、

このデカいシャンデリアのおかげで、


店全体に高級感はあるが、


それが逆に下品にすら感じる。



こういう店づくりは昔くさい。



まぁ、俺の趣味には合わないだけで、


此処まで店に金をかけたアイツは凄いけどな」