艶麗な夜華

床に落ちた求人誌を拾い上げるとペラペラと捲る。



すると目に飛び込んできた"エレナ"と言う文字。



それは恭也がこの街のホステスの中で1番だと言った、


あのヒカリさんが働くお店。



時給なんかに目はいかなかった。



ただ、"そこで働いてみたい"と、思った。



この街で一番の高級クラブ、エレナ。



ヒカリさんに勝ちたいとかそういう事じゃなく、


参考にしたいと思えるようなホステスが1人もいないジュアンに居ても、


自分が成長できないと思った。





ウチのお店でナンバーワンのカンナさん。


お客さんはたくさんもってるし、


見た目だって申し分ない。



でも、エレナのヒカリさんとはレベルが違い過ぎた。