艶麗な夜華

出勤時間になり、


恭也の店を出た。






「おはようございます」



スタッフルームでは、


女の子達が楽しそうに会話をしながら店に出る準備をしている。



あたしはその脇を静かに通り過ぎ、


自分のロッカーの前へと行った。



すると、ミズキさんが嫌味っぽく話し掛けてくる。



「あれ沙希ちゃん?辞めたんじゃなかったの?」



「えっ、あっ、昨日は少し用事があって…」



「な~んだ。やっと辞めてくれたと思って、


せいせいしているところだったのに!


あ~あっ!」