艶麗な夜華

「なぁヤス、今、タクミの店には何人ホストが居るんだ?」



「あぁ、俺もそれを翔に聞いたんですけど、


数えた事ないからわからないって言うんですよね。


おそらく15くらいとは言ってましたが……」



「スマートフォンで調べてみろ」



「あっ!その手がありましたね!」



ヤスはポケットからスマートフォンを取り出すと、


タクミさんの店を検索する。



「ん~と、ファウスト……あった。


うわっ!これは詐欺だろ?


ロウもヒロキも実物より遥かにかっこよく写ってる!


あっ、コイツですよ恭也さん!


その翔っていうホスト!」



「えっ!!」



まさか翔の写真が載っているとは思わず、


慌てるあたしはヤスのスマートフォンを覗き込む。



そしてそこには、らしくないくらいかっこつけた顔で写っている翔。