艶麗な夜華

ヤスとキンの顔が引き締まる。



「恭也さんが考えている事を教えてください!」




「翼を手に入れるのは絶対条件には変わらねぇけど、


翼1人を動かしたってしかたねぇだろ。


ヤス、今タクミの店に居るホストで、


俺が知っているヤツは何人居る」



「え~と、翼に響、タクヤ、海……椿、聖夜、あとはロウとヒロキの8人です。


恭也さん、まさかその全員をこの店に?


ロウとヒロキもですか??」



首を傾げるヤスに恭也が話す。



「なかなかのメンバーだな。


だが、俺が口説けば落とせそうなヤツばかり。



今日、ブレイブの飛鳥と会った。


急な事でほとんどのホスト達がまだ、


次の働き場所を決めていないらしい」



「恭也さん…もしかして全員……


でも此処じゃあそれは…」



「ホストクラブを開く」



「「「えっ!!」」」



3人の驚いた声が揃う中、


淡々と話しを続ける恭也。



「ブレイブのメンバーと、


タクミの店で働いている8人、


それとお前達。


20人以上のホストを雇うとなれば、


それ相応の客席を確保できる広い店が必要だ。


今、条件にあった店で空き店舗になっているのは、


ブレイブがあったところ1つだけだった。


それで今日、無事に契約も済ませてきた」