艶麗な夜華

恭也は煙草に火をつけると顔をしかめ、

そして話を続けた。


「俺は、ある目的の為にホストという仕事についたんだ。

とにかく、1日でも早く1円でも多く金を稼ぐ必要があった。

俺の目的を知ったアイツは、

自分の売り上げにも関わらず、

それを俺の売り上げとして店に報告した。

そうでなければ俺は、

2ヶ月でナンバーワンになんかなっていなかったさ」


「でも、2ヶ月は無理だとしても、

恭也なら助けを借りなくたって必ずいずれナンバーワンにはなれたよ!」


「そうだとしても、目的は達成されなかった」