艶麗な夜華

恭也は一気にそれを飲み干すと、

またグラスに注ぐ。


「そんな事言ったら……悪いよ……」


「いいだろ?どうせ聞こえないんだから」


そう言ってまた、一気に飲み干す。


BGMは次の曲へ移り、

グラスを見つめる恭也の目は悲しい色へと変わる。


「きょう……や?」


「まだ40だぜ……」


「ブレイブの……代表?」


「あぁ…」


流し込むようにワインを飲んでいく恭也。


それはただ、目の前のそれを空にするのが目的で。