艶麗な夜華

いつの間にか外から雨の音は消え、

カーテンの隙間から見える向こうは真っ暗。


テレビの下のレコーダーが18:00に変わり、

テーブルの上のスマートフォンを手に取る恭也。


「キンに連絡を入れる」


「うん。あたしもママに電話するよ」


休む事を連絡し部屋に戻って来た恭也は、

ずっと閉めきっていたカーテンを開ける。


「少し寒いけど窓開けるぞ」


「うん」


窓を開けるとそこはベランダで、

恭也はスリッパを履くとベランダに出る。