「百合花が歩けないと嘘をついている事は、
前に沙希から聞いて知っていました。
百合花が床に落ちたひざ掛けを、
車イスから立ち上がって拾ったところを沙希が見たそうです。
でも、沙希は恭也さんや百合花の気持ちを思って、
中々その事を話さなかった」
2人の視線がこちらに向き、
下を向くとヤスが話を続ける。
「俺はこのままだと、
ずっと沙希は恭也さんに黙ったままじゃないかと思いました。
それで、沙希じゃなく百合花本人の口から本当の事を恭也さんに言わせようとしたんです。
今日、俺は百合花のところへ行ってきました。
百合花は意外にもあっさり自分の嘘を認めて……」
前に沙希から聞いて知っていました。
百合花が床に落ちたひざ掛けを、
車イスから立ち上がって拾ったところを沙希が見たそうです。
でも、沙希は恭也さんや百合花の気持ちを思って、
中々その事を話さなかった」
2人の視線がこちらに向き、
下を向くとヤスが話を続ける。
「俺はこのままだと、
ずっと沙希は恭也さんに黙ったままじゃないかと思いました。
それで、沙希じゃなく百合花本人の口から本当の事を恭也さんに言わせようとしたんです。
今日、俺は百合花のところへ行ってきました。
百合花は意外にもあっさり自分の嘘を認めて……」

