艶麗な夜華

「そう……なんだ……」


「目標売上を達成すれば、


恭也さんのところで働いていた時よりずっと高い給料が貰えるんですが、


そのくらいの報酬を貰えなければやってられないし、


なにより……このままタクミさんの店で働いていたら……


本当……身が持たないです。


でも……此処まで厳しいとは知らなかったにしても、


自分が選んだ事なんで、


限界までやるしかないかなって……


タクミさんの事はホスト時代から知ってはいたんですが、


そこまでごう慢だとは……思っていませんでした。


あの人は……恭也さんを超える為なら、


どんな事でも……


すみません……こんな話、沙希さんにする事じゃありませんね」



憔悴しきった様子の2人。


どうにかしてあげたいけれど、

あたしにできる事はなにもない。