艶麗な夜華

月曜日。


すっかり熱が下がり、


朝から掃除に洗濯、そしてお昼ご飯を作ると翔からメールがくる。



"仕事中にごめん"


仕事辞めましたけどね!


件名に心の中で突っ込みを入れ本文を読む。



"あのオーナーが見舞いに来ている女の人といろいろ話したよ!


良かったら見舞いがてら話し聞きに来るといいよ!"



翔のメールに少しイラッとしつつ出掛ける支度をすると家を出た。


病院につき病室へ行くと、


仕事を辞めた事を知らない翔が驚いた顔であたしを見る。



「えっ??もしかして早退してきたとか??」



「そんな訳ないじゃん。辞めたの会社」



椅子に座ると翔がベッドから体を起こす。



「辞めたって……じゃあ今無職って事?」



「ううん。夜のお店で働いてる」



「えっ!!それってもしかして……」



「そういう店じゃないから!」



あたしの言葉に何故か安心したような顔をする翔。



「なんだ…」



「それより、彼女といろいろ話したって言ってたけど?」



「あぁ~その事ね!」