艶麗な夜華

「ずっと傍に居てやるって言ったけど気が変わった」


その場に立ち上がる恭也。


「えっ?」


「そんな大きな声が出せるくらいだ。


もう平気だろ」


「ちょっと……」


───待ってよ。


恭也はテーブルの上から車の鍵を手に取ると部屋を出て行く。


「鍵、閉めろよ」


「………」



引き留める事はできなかった。