艶麗な夜華

あたしは恭也の目の前に行くと必死になって話した。


「あのさぁ、あたし昼の仕事辞めたんだ。


夜一本でやっていこうと思っていて」


「俺に金を払い終わったら店を辞めるんじゃなかったのかよ」



「そうだったんだけど…で、でも…」



言葉に詰まるあたしを恭也が横目で見る。



「別にお前がどうしようが俺には関係ないけどな」



まったく相手にされてない事が悲しくて、


言葉が出なかった。


「………帰れ。散々客の話を聞いてから、


お前の話まで聞かされるのはごめんだ」



「ヒカリさんには……そんな事言わない癖に……」



思わず零れたそんな言葉。