艶麗な夜華

「昼の仕事辞めようかなぁって思ってるんだ」



夕方親友の美緒からの電話。



突然のあたしの発言に驚く美緒。



「はぁ!なに言ってるの?」



無理もない。



だってこんな事を言ってる自分にあたしだって驚いているんだから。



「夜の仕事だけでやって行こうと思ってさ」



本気かあたし?


なんて自問しながらもすらすらと口から言葉が出る。



「どうしてよ?だって夜の仕事はビルのオーナーにお金を払う為だったんでしょ?」



「そうなんだけど、なんかねっ本気でやってみようかなぁって思ってきて」



「本気でって……」


残念そうな声を出す美緒。



「あのね、あたし一番になりたいんだ。


その為には片手間でやってては駄目なんだよ!」