艶麗な夜華

そんな話をしているとお客さんが入ってくる。



「いらっしゃいませ」



「こんばんは~アハハッ」



「お久しぶりですねヒメカさん」




1人で来たその女の人は、


凄く酔っているようで足元がおぼつかない。



コートを脱ごうとするだけでよろめく彼女のところへキンが行く。



「大丈夫ですか?」



コートを脱ぐのを手伝おうとするキン。



でも彼女はその手を必要以上の力で振り払うと、


大きな声を出す。



「恭也~!!恭也に脱がせて欲しいなぁ~!!」



親切にしたのに、


思いきり手を払われたキンが気の毒で、


なんだか胸が痛くなる中、


恭也が彼女のところへと行く。