艶麗な夜華

「ったく、あれが挨拶に来るかっこうかよ


ワイシャツのボタンもしめねぇで」



不機嫌な恭也。




「タクミさんって何歳?」



「俺と同じ歳だ」



「ふ~ん。同じホストクラブで働いてたの?」



「あぁ」



「仲……悪かったの?


この前、ヒカリさん言ってたよね?


タクミさんは恭也の事あまりよくは思ってないって……」



「………」



きっとそんな質問には答えてくれないとは思っていたけど、


あからさまに無視されるのは悲しい。



ヒカリさんにはこんな態度しない癖に……



そんな事を思ったと同時に言葉が漏れる。



「あたしがもし……ヒカリさんみたいに恭也が認めるようなホステスになったら、


恭也はあたしと対等に話してくれる……?」